症例の説明(下突咬合、偏位咬合、叢生歯列)

前歯がガタガタな歯並びで反対咬合となっていた。
上下歯列の正中(中心)線が約6㎜ずれており(↓↑印)、下顔面が左側に歪んでいた。
右上第2大臼歯と左下第2大臼歯が虫歯により残根状態となっていた(★印)。
左下第2大臼歯にかわって第3大臼歯を移動し咬合に加える事としました。
奇麗な歯並びと可能な限り上下正中線を一致させて顔の歪みを改善する目的で通法とは異なる部位の抜歯を行い矯正治療を行いました。また、虫歯になっている歯を抜歯の対象としました。
親知らずの移動を行ったため治療期間は長くなりましたが、上下正中線のズレと顔の歪み
は改善しました。前歯の反対咬合も改善し調和のとれた美しい口元となり、喜んでいただけました。
外科処置を行わず、矯正治療のみでの治療としては満足できる治療結果であると考えています。

治療例

治療開始時年齢 28才11ヶ月
治療期間 32ヶ月
使用装置 エッジワイズ装置(ワイヤー)
治療費総額 77万円(税込)
・診断料、保定料を含みます
・別途いただいた費用はありません

治療前

治療後